以前書いた沼落ちブログでも触れたように私はCreepyNutsが SixTONESANNにゲスト出演したのがきっかけでSixTONESに落ちた人間なので SixTONESとCreepyNutsの関係性には一際思い入れがありまして…深夜ラジオリスナーのSixTONES沼落ちブログ - 北極のペンギンたちについて
teamSixTONESの方がCreepyNutsを聴いてみるきっかけになったら嬉しいなと願いつつ、“アイドル” SixTONESと“HIPHOPユニット”CreepyNutsの交わる点や対照的な点に着目して6曲選んでみました
よろしければぜひ!
後半にいくにつれて徐々に私情強めな選曲になっています笑
SixTONESと関わりのある(或いは勝手に関わりを感じている)曲6選
⒈ かつて天才だった俺たちへ
まずはこちら、フジテレビさんに大感謝のFNSでのコラボが実現した楽曲!
JASRACにないので引用は避けますが冒頭のフリースタイルも樹さんらしくて素敵でしたよね
Creepy Nuts、SixTONES田中樹の対応力を絶賛 コラボ歌唱に感慨「光栄すぎる」 | ORICON NEWS
この辺りのアルバム表題曲系は入りやすく、かつ詰め込まれたRさんの技術も感じられるのでおすすめ
悩めるだけ悩め
時が来たらかませ
風まかせ どっちみち茨のway
I wannabe a 勝者 wannabe a 強者
まだ見ぬ高みへ駆け込み乗車
背中を押しつつもRさんらしい優しさが感じられるリリックです
MVも“先代プリウスでドリフト”という、「平凡な私たちでもまだ何者にもなれる」という歌詞のメッセージに添った演出になっているので注目です
韻が気になった方はかんそうさんの熱い解説をぜひ…!
[https://www.kansou-blog.jp/entry/2020/08/17/180654:title
⒉ たりないふたり
森本くんが『だが、情熱はある』に出演するということで、こちらもぜひ一度聴いてみてください
この曲はCreepyNutsのふたりが山里さんと若林さんによる同名の番組『たりないふたり』のオマージュとして作った楽曲で、CreepyNutsとしての初めてのアルバムの表題曲でもあります
後にリリースされたデジタルタトゥーと聴き比べるといかに“リアル”を大切にしているかが見えてくると思います
⒊ 板の上の魔物
これは人人人と聞き比べると更に面白くなる楽曲です
板の上に立つ気持ちを、自らの手で歌詞を書いて歌うラッパーが表現するとこうなるというのを感じられるはず!
佐伯さんからの提供曲として、緊張でどうかしそうな舞台裏をとびきり楽しそうに歌い上げた“アイドル”SixTONESの『人人人』と比較しながら聴くと改めて双方の良さを実感できると思います
SixTONES – 人人人 [PLAYLIST -SixTONES YouTube Limited Performance- Day.6] - YouTube
言葉遊びも流石のRさんで、例えば
俺の感受性ならば尾崎
世界観なら底なし
武、水谷、馬並みの相棒が助太刀
と尾崎豊、尾崎世界観、武豊(→馬)、水谷豊(→相棒)というとんでもない言葉遊びを意味を繋げながらこなしています
相棒が助太刀、に合わせて松永さんのスクラッチが入るのもポイント
⒋ オトナ
『オトナ』は以前髙地くんのすごさを語った際に“生活”の難しさのくだりで引用したこともある楽曲
ジャニーズアイドルは少年性を求められている故かよく周囲のスタッフの方々のことを“オトナ”と呼びますが、この楽曲リリース時のCreepyNutsも(一種の自分達と対になる存在としての)“オトナ”を歌っていました
次のアルバムの表題曲である『のびしろ』では
悪者扱いして来た街で
悪者扱いして来たオトナへ
変わりゆく俺、鏡の中へ
尋ねても答えならyeah yeah yeah括れやしなかったわ
たったの三文字で
と歌うようになったことまで含めて、“オトナ”とは何だろうと考えながら聴きたい楽曲です
Creepy Nuts / のびしろ【MV】 - YouTube
⒌ パッと咲いて散って灰に
CreepyNutsのオールナイトニッポンが終わるタイミングで樹さんがラジオでかけていた曲です
バトルで勝ち上がってきた(ライバルを押しのけてここまできた)Rさんならではの、勝負する者への優しく強いエールを歌っています
選曲理由は樹さん本人にしか分かりませんが、数多いるJr.の中からふるいにかけられ続けて辞めていくたくさんの同期たちを見ながらもここまで続けてきた彼だからこそ、共感できる部分があったのかなと勝手に想像してしまいます
1万字インタビューと合わせて聴きたい楽曲
⒍ SOS! feat. Creepy Nuts
andropとのコラボ楽曲
「ねえ樹、これどんな気持ちで聴いているの?」と聞きたくなるレベルの陰キャ爆発ソング
バラエティ番組で頻出の例のジャニーズJr.のパリピ海集合写真を眺めながら聴くとまた違った趣があります笑
海で泳ぐ奴サメに食われろ
肝試しに行く奴は呪われろ
があまりにパンチライン
この頃のCreepyNutsらしさがポップに出ている曲です
(むしろ北斗さんが好きそう、ふまパラで最高の夏をやっていたのは知っているけど…笑)
SixTONESの『PARTY PEOPLE』をこの後で聴くことで、陰キャvs陽キャ(圧倒的陰キャの敗北)からの陽の全力夏エンジョイソングという流れを楽しめます
SixTONES - PARTY PEOPLE - YouTube
ちなみに樹さんに感想を聞きたい曲3選はこれと、Bad Orangezと、未来予想図です
高校時代友達がたくさんいてクラスの一軍で、今は休日は1人で十分だと語る樹さんを見るたびにBad Orangezの「哀しい目をしてたっけな…」を想起します(歌詞そのままというわけではないけど)
Creepy Nuts / Bad Orangez【MV】 - YouTube
未来予想図はRさんが「強がりに聞こえるかもしれないけど本心で書いている」という話をしていたのが印象的で、“生涯上手くなり続けてカマし続ける”ことを目標に掲げているCreepyのふたりと、ずっと6人で〜と下り坂も含めて肯定的に語るSixTONES6人の未来予想図とつい重ねてしまいます この曲は特にライブ映像の方をぜひ↓
【LIVE】Creepy Nuts / 未来予想図 - YouTube
番外編:キムタクとCreepyNuts
⒈ Yes, I’m
youtu.be こちらの動画の冒頭の曲です
CreepyNutsは木村拓哉さんに楽曲提供したこともあり、アルバムリリースプレミアムイベントにも参加し唯一アニキム(兄貴+キムタク)呼びを公認された関係です笑
Creepy Nuts、木村拓哉への呼び名は“アニキム”に 本人の“公認”をラジオで放送 | ORICON NEWS
その際の曲が『Yes, I’m』
キムタクファンでもあるRさんがキムタクの過去作のタイトルやエッセンスをこれでもかと歌詞中に詰め込まれており、「キムタク」というキャラクターを存分に活かしたボースティング曲になっています
⒉ ポーカーフェイス
キムタクに楽曲提供することになるとは本人たちも想像していなかったであろう頃の楽曲のリリックに「キムタク」が出てきたこともあります
それが、ゴスペラーズトリビュートアルバム『BOYS meet HARMONY』の中のポーカーフェイスという曲です
的を得ない会話
静寂包む部屋
時計の針だけtic-tic-tac
ああ降りてこい俺の中のキムタク
ガラじゃないかこんなロマンティックな歌
キムタクと「tic tac」「ロマンティック」で韻を踏みながら原曲の「時計の針だけ tic tac」をサンプリングしつつ、原曲のオトナな恋愛の駆け引きの模様を、自分達らしい恋愛初心者のドギマギした歌に書き換えるという高度なことをしています
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ここまで独断でteamSixTONESに勧めたいCreepyNutsの楽曲を紹介してきましたが、Sixにちなんで6曲に絞る過程で泣く泣く削った曲も大量にあったのでこちらもぜひ聴いてみてください
結成して最初に作られた松永さんのトラックが光る『シラフで酔狂』
アジカンの名曲リライトをリライトした『リライト』
餓鬼レンジャーとコラボした『ちょっとだけバカ』
Ayaseさん・幾田りらさんとコラボした『ばかまじめ』
結成前のRさんの楽曲R.I.P.を松永さんが擦る『土産話』
紙幣が変わる前に聴いていただきたい(そしてできれば新バージョンもリリースしてほしい)『紙様』
個人的に1番好きな言葉遊びの『ぬえの鳴く夜は』
TFTの鬼気迫る感じもたまらない『生業』
A〜Zまでのアルファベットを見事に入れ込んだ『友人A』
ヒプノシスマイクどついたれ本舗に提供された『あゝオオサカdreamin'night』
等々… これらのリンクはこちらにまとめました
SixTONESにCreepyNutsが楽曲提供する日を心待ちにしています!
SONYさんお願いします!どうか!
もっと欲深いことを言うと、SixTONESがいつかトリビュートアルバムを出すようなアイドルになって、Creepyが参加する展開を密かに期待しています